石屋は見えないものの、声なき声を聞く
2017-01-22(Sun)

↑図面は関係ないのですが、
近年増えているお墓の移転・改修工事、
戦前のお墓で納骨室の無いお墓をお引き受けすることがあります。
納骨室の無いお墓は、
本体が座っていた範囲をかなり深く掘るのですが、
本体の下みならず、花立などパーツの近く等に骨壺を埋めていることがあります。
なので、お墓の周りも注意して広範囲に掘り返し、
これで大丈夫と現場を終えるのですが、
後日、なぜか現場が気になって仕方がないと言う事があります。
そういう時は、自分の感覚を大切にし再度現場に入ります。
実は先日そういう現場があり、
気になるところを掘り進めるとやはりお墓にお納めした方が
良いのではと思うものが見つかりました。
土の下に埋まり目に見えないものを探す時に、
うちは「気になる」という第六感を大事にします。
石屋は見えないもの、声なき声を聞く気持ちを持つことが
大切だと再度確認させていただいた現場でした。
お墓づくりは 幸せづくり 創業明治34年ふるかわ石材店