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2019/09
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良いお墓とは。その2
先日、TVを観ていると住宅会社のCMで
「高い金額を払わないと良い家は建てられないの・・・」と。
その後に続く言葉は無かったのですが、
「高い金額を払わなくても、良い家は建つんです」と
言ってほしいなぁ~と、思いました。

良い家作りと、良いお墓作りは、似てると思いますよ。
住宅は生きている人が住む家。
お墓は、亡くなった方のお骨を納める家。

話は、突然変わるのですが、
宝石のダイヤモンドを思い描いてください。
あの宝石が全てダイヤと呼ばれても、
各々の石の品質によって、値段に大きな差があるのは、
皆さんご存知ですよね。

みかげ石もそうなのです。
最高級品と呼ばれる庵治石や、関西圏で人気の高い
大島石も、どの国産の原石にも、色・石の模様(目あい)・
変色が多く出るか少ないかなど、様々な石の持つ性質によって
同じ名前で呼ばれる原石にも、金額にかなりの開きがあるのです。
昭和の60年代の事です。
卸のお得意様から「なんでもいいから、安い青木石持ってきて・・」
との注文がありました。
そこで、当時一番安価な青木の原石を納品しました。

工場長「しわくさん、これ本当に青木石?中国材と違うの?」
しわく「青木の原石屋が、中国材は持って来ませんでぇ~。
    うちが青木と言って持ってきた石は、
    どんな石でも、青木石ですわぁ~」
工場長「すまん。すまん。あんたが嘘つくことないもんなぁ~」

このエピソードが示すように同じ青木と呼ばれる原石も、
「ほんとに青木石?」とプロが見間違えるような原石もあるのです。
これは、どの国産の原石にも言えることなのです。

「どうしても庵治石でお墓を建てたい」と言う方や、
「本家が大島だから、大島石で」とか、
初めから石を指定なさる方もいらっしゃいます。
そういう場合は、ご予算に合うグレードの原石を探しますし、
石屋ならではの、ご提案をさせていただき、
お施主さまにとって、より良い選択が出来るお手伝いをします。

それから、お墓を『その後の生活に支障の無い予算内で建てる』
ということも、大事なポイントです。

生活に余裕がないと、お墓参りに行こうという
気持ちさえなくなりますよね。

私が、お墓に入った時の事を想像しますと、
お参りに来てくれた家族が、
ニコニコして、お墓のお掃除して、
『皆元気でまた、お墓にお参りに来るからね』と、
手を合わせてくれるのが、一番嬉しいです。

立派なお墓をたてたけど、それで安心して、
お墓参りに行かない、と言うパターンが一番よくないです。

お施主様が、お墓をご自分の家に迎えたいとお思いなら、
まず自分の希望をちゃんと伝えてください。

うちにご依頼になったお施主様がおっしゃった記憶に残る言葉。
『お掃除のしやすい、お墓にしてください』
『お花の好きだった人なので、蓮華(れんげ)の細工が欲しいのです』
『石の種類はこだわらないから、デザインの変わったのにして』
『日本型のお墓の形に抵抗があるのです』

それを踏まえて、いくつかのご提案をしました。
そうするとお施主様から「ここ、こうしてやぁ~」とか、
「予算を考えると、このパターン選ぶのがベストだね」とか、
具体的な話になりました。

『お参りに行きたくなるお墓』
『うちが一番と誇れるようなお墓』は、
お施主様が、お墓作りに参加して初めて出来上がるのです。
Secret
(非公開コメント受付中)

プロフィール

しわく

Author:しわく
創業明治34年
今4代目が
「うまず・たゆまず・あせらず」を、
モットーに、元気にお仕事しています。

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