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2006/05
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文字のお話
家紋のお話は、まだまだ有るのですが、
それはまたの機会にと言うことで、
文字のお話を少ししたいと思います。

私が仕事を手伝うようになって15~6年になりますが、
ほとんど、ある先生の一門の方にお願いしています。
なぜ一人の書道家にこだわるのかというと、
この先生や、ご一門の方が書かれた字は、
原稿でも美しいのですが、
石に彫ると、もっと美しく堂々として、
気品に満ちているのです。

文字は今の世の中、至るところにあふれていますし、
また、筆で字を書くのが上手い方もたくさんお出でます。
ですが、お墓に彫って生きる文字を書いて下さる方は、
少ないようです。

コンピューターの字をプリントアウトして、
字彫りの依頼を受けることが、稀にありますが、
お持ちいただいた方に「石に合うように手直ししますが
いいですか?」とお断りして、字彫りの段階で
かなりの手直しを行います。
そうしないと、通常コンピューターに入っている文字では、
彫り上げた時、弱々しく石に負けた字になってしまうのです。

それにしても、先生とお弟子さんの字は不思議と似ているのですよね。
小さい字になると、手筋の違いがほとんど感じられません。

昨今、字体は読みやすさから、かい書を使いますが、
お施主様のお好みで、真石に彫る正面の文字(○○家之墓・・・など)を
草書体や行書体で書いていただく事が
ありますが、これは先生の字がピカイチです。

ただ、先生もご高齢になっているため、体調の良いときに
お書きいただくので、草書・行書をご依頼いただいたとき、
お施主様には、通常より日数をいただいています。

お墓参りの時に、一度ゆっくり色々なお墓の文字を
ご覧になってみてください。
彫っている字にも、違いがあることが
お分かりになると思います。
プロフィール

しわく

Author:しわく
創業明治34年
今4代目が
「うまず・たゆまず・あせらず」を、
モットーに、元気にお仕事しています。

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