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2006/05
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三つ重ね松
引き続き、家紋のお話です。

家紋を確認するときに、紋帳をお見せしますが、
紋帳に、書かれてない珍しいご紋に出会う事があります。

紋帳に載っていないと『家の紋が間違っているの?』と
心配なさる方がお出でますが、
紋帳に記載されていない紋は多々有ります。

そんな場合、昨日も書いたように、
ご先祖様のお墓に行くこともありますし、
墓地まで行かなくても、
男性の紋付きの着物や、
紋の書かれた提灯などあれば、その家紋を写し取ります。

随分以前の話しですが
「三つ重ね松」のご紋にこんな思い出があります。

提灯を見せていただき、
写真に撮らせていただいたのですが、
細部まで分かるように、
大きく現像して、よく見てみると
ご紋が、左右対称でないのです。

もちろん、まるっきり左右対称でない紋もあるのですが、
多くの紋は、部分的にしろ左右対称の場合が多いのです。
写真に写された「三つ重ね松」は、
松の葉を表す細かな線が、右と左かなり違うのです。

早速お施主様にのお宅にお伺いし、
ご説明差し上げ、お話を聞くうちに、
提灯の紋が代々伝わるものではなく、
ご近所の絵のうまい方に画いていただいたと、分かりました。

幸い、お施主様のご紋が「三つ重ね松」と、分かっていましたので、
紋帳の中にある「三つ重ね松」をお彫りすることになりました。

また、家紋の図柄は知っていても、
紋の名前を知らない方も多いです。

私が、紋帳を初めて手にとったとき、
種類の多さに驚いた以上に、
一つ一つのデザインの見事さや、
日本人の持つ細やかな感性に、本当に感動してしまいました。

機会が有れば、紋帳をご覧になって下さい。
紋の持つ、美しさに改めてお気づきになると思います。
プロフィール

しわく

Author:しわく
創業明治34年
今4代目が
「うまず・たゆまず・あせらず」を、
モットーに、元気にお仕事しています。

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