2006-05-31(Wed)
6月に、関東から友人が三人来香するのですが、
ここ数日、初日の夕食をどこにしようか?と頭を悩ましてます。
食事のご希望は?の問いに、
「美味しい魚と、うどん」との答え。
美味しい魚を食べさせてくれる、食事処は数々あれど、
お値段もピンからキリまであるし、
お店によって、趣向が違う。
さて、どこのお店にしましょうか。
所で、娘が使う言葉で、
どうしても気になる言葉がある。
それは、夕食のことを、夜ごはんと言うのです。
「夜ごはんて、変!夕飯とか、夕ごはん・晩ご飯と言いなさい」
と必ず注意するのですが、娘は『夜ごはん』と言う言葉に
違和感が無いようです。
先日、久しぶりに外で食事をしたのですが、
その店のメニューに『○○の昼ごはん』『○○の夜ごはん』と
書いてあったのに、ビックリしました。
朝食→朝ごはん、昼食→昼ごはん、夕食→夕ごはんor晩ごはん、と
大昔に教わったはずなのに・・・・。
この頃、日本語の言い回しが、できるだけ簡単な方向に
向かっている気がします。
今に『晩ご飯』なんて言い方は、死語になってしまうのかな・・・と、
考えると、哀しくなってきます。
『夜』を表す言葉一つをとっても、
夕方・夕間暮れ・晩方・夜半・夜分・深夜・・・と、
時間の経過によって、さまざまな言い回しがあるのに、
その繊細な表現を、ほとんど耳にしなくなっています。
あぁ~、こういう言葉は、もう小説の世界でしか
目に出来なくなるのでしょうかねぇ・・・・。
2006-05-30(Tue)
十年ほど前のお話ですが、
お施主様が『○月○日までにお願いします』とおっしゃり、
こちらもそのように仕事のタイムスケジュールを組ました。
急きょ、墓地の境界線の話で、隣りの墓所の方とうまく折り合いがつかず、
完成予定日の一週間前に、延期になりました。
それから、新たに墓地を探すようになり、
完成した墓石を一年以上、お預かりしました。
そして、新しくお墓を建てることになった墓所は、
以前より広くて、見晴らしの良い処でしたが、
ご自宅から少し離れた墓地なので、車で行くことが必要でした。
お母様が、歩いていけないと、迷っておいででしたが、
お施主さまと奥さまが、お参りに行くときは、いつでも車に乗せていくと
言うことで、結果的に、その墓地にお決めになったようです。
きっと、亡くなったお父様が、奥様だけでなく、
他のご家族の方にも、度々お参りして欲しかったんでしょうね。
私は、魂は永遠に無くならないと、感じていますので、
時々、それはお亡くなった方のご希望なの?と
思うことが、あります。
お墓はお亡くなりになった方がお住まいになる、
あの世のお家なのだから、
当然、亡くなった方も気になさってるはずですよね。
生きている人に、自覚はなくても、
魂はメッセージをおくって、
生きている人を導いてくれているのかもしてませんね。
お墓のご用を賜っていると、時々不思議な事に出会います。
それもこれも、すべて受けとめて、
お施主様のお役に立てれば、誠に有り難く嬉しい事です。
2006-05-29(Mon)
先週の週末、大阪の高槻市にお墓を建てに伺いました。
この仕事、専務と建前の職人さんの二人で、出張を組んでいたのですが、
職人さんの都合が悪くなり、しかも他の人の段取りがつかず、
急きょ一年ぶりくらいでしょうか?
私が、下手間に入ることになりました。
私が、現場の手伝いに行くことに決定後、
事務所にお出でた、別のお客さまに、そのことをお話すると、
「きっと、このために呼び寄せられたと、思うことがある」と
そのお客様は、おっしゃいました。
工事日の初日、仕事を終えた後
お施主様のお宅に伺ったのですが、
通されたお部屋には、
年代物の船だんすが、置かれてあったのです。
古い物の価値が分かるわけでは無いのですが、
その船だんすは、年数を重ねてきた物の
品の良い存在感を放っていました。
色合いといい、細部に渡る金具の細工と言い、
それは見事な物でした。
まさしく、しわく諸島の島で、回船業を営んでいた
ご先祖様をお持ちのお施主様のお宅に相応しいものでした。
先に、お話したお客様の言葉通り、
きっと、今回のお施主様のご先祖様が、
この船だんすを見せてくださる為に
私を高槻に呼んでくださったのだと、思うことに致しましょう。^^
2006-05-24(Wed)
昨日、レイトショーで、今話題の映画『ダ・ビンチ・コード』を観てきました。
ハラハラドキドキしながら観て、とても面白かったのです。
キリスト教について詳しいわけではありませんが、
キリスト教にも様々な宗派があるとか、
聖杯の持つ意味とか、
マグダラのマリアが聖書の中で娼婦とされているとか、
その他、雑多の予備知識が少しあったので
映画の言わんとすることが、かなり理解できました。
私の雑多な知識は、これまで読んだ本や観た映画に寄るものなのですが、
これからご覧になる方も、聖杯の持つ意味や、
マグダラのマリア、テンプル騎士団、ペテロがキリストの弟子たちの中で、
どういう位置にあったか等、少し知ってから観に行かれたほうが
映画が楽しめるように思います。
新聞で『この映画のキリスト解釈に、抗議が・・・』と
書かれてありましたが、少し分かるような気がします。
2006-05-23(Tue)
今日も、石屋泣かせの雨の日です。
本当に、今年のお天気はどうなっているのでしようか・・・。
例年5月は、ほとんどお天気の心配をすることなく、
仕事ができる月なのですが、困ったものです。
昨日、12年程前にお墓をご用命いただいたお施主様から
「今週末に13回忌の法事があるので、
ロウソク立てのガラスが壊れているので、新しいのを・・」と、
ご注文いただきました。
念のため他に不備は無いかと、お墓を見に伺うと、
線香立てのステンレスの部分も無くなっていました。
本当に、カラスの光り物好きにも困ったものです。
あの大きなくちばしで、お花を引き抜いたり、
ステンレスの花筒や線香立てのステンレス部分を
引き抜いたりするのですから、
カラスのくちばしの力は、そうとう強いのだと思います。
使えるのもを使えなくする、いたずらカラスと、
怒りたい気分ですが、
カラスに言わせると、好きな物を置いておく人間の方が
悪いて事になるのでしょうか・・・?
しかし、12年たっても忘れずに備品のご用命いただけるとは、
誠に有り難い事です。
2006-05-22(Mon)
昨日、定員が60人くらいの会場の
クラッシックのサロンコンサートに行ってきました。
パンフレットを拝見して
第一バイオリンの方のお名前に見覚えがあったのですが、
何処でお名前を拝見したか、ナカナカ思い出せませんでした。
司会の方が、『題名の無い音楽会』とおっしゃったので、
やっと時々番組で演奏なさっている管弦楽団の、
コンサートマスターと言うことに気が付きました。
演奏曲は、曲名は知らなくても、何処かで耳にしたことがあるという、
なじみの深い曲ばかりで、
しかも、演奏の質もそうとう高いものでした。
初めチケットを手にしたとき、正直、質の高い演奏が
聞けるとは期待してなかったのですが、
そう思い込んでいた事を、反省しました。
お腹のごちそうには、かなり関心があるので、
小まめに食べに行くのですが、
耳のごちそうも必要だ!と感じた夜でした。
2006-05-22(Mon)
今朝は、6時前に起きました。
それは、お施主様の本島にあるお墓を、
今日引き上げさせていただくからです。
真石をおまつりいただく、お寺様にも朝一番に
もう一度お願いしてきました。
先週は、ほとんど雨だったのに、
昨日、今日は、これぞ5月の空!と、
言いたくなる程の快晴です。
昨日一日晴れたことで、足場も良くなり、
現場がスムーズに作業を行えます。
きっと、お墓においでの仏さま方のお陰だと思います。
やはり、お墓さんも、お施主様と離れているのは
寂しくて、お施主様のご自宅に近い墓地に
移りたかったのかなぁ~と、いつもにまして思いました。
新しい墓石の建前は27日です。
週間予報では、曇りマークと雨マークが出ていました。
どうか27日も、今日のような快晴になりますように。
2006-05-19(Fri)
今朝、通勤の途中で雨が急に降りだしました。
何年ぶりでしょう。
傘を差して30分以上歩くのは!
歩いていると車を運転している人が、
道行く人を、ちゃんと見ているか
よく分かるようになりました。
大抵の車は、私の横を通りすぎるとき
最低2m以上の距離を空けてくれます。
時々、猛スピードを緩めずに、
私との距離も全く無頓着に走り去る車もいます。
こちらも気をつけて
なるだけ、車の通らない道を選ぶのですが、
どうしても車が通るところを横断せずには
自宅に帰れません。
今朝歩いていると、私の後ろから
かなりスピードをおとして
1台の車が近づいてきました。
そして通りすぎると、車はスピードを上げました。
スピード緩めてくれたのは、
私に水しぶきを掛けないための配慮だったんですね。
車が通りすぎるとき、どういう方が
運転しておいでるか、チラッと見たのですが
年配の男の方でした。
車を運転する心得、教えていただきました。
ありがとうございました。
2006-05-18(Thu)
今日は一日中デスクワークです。
昨日は忙しかったので、すっかり忘れていたのですが、
一昨日のおかしな電話の事を思い出してしまいました。
石屋なので、トラック重機買い取りの業者さんからの
『古いトラック、重機引き取ります』の電話はよくかかってきます。
また、何の用があるのかは、分かりませんが、
『社長お出でますか?』の電話もよくあります。
一昨日の電話は「電話機確認センター」(耳で聞いたので当て字です)と
言うところから、かかってきました。
相手『この度、○TTの光・・・・の対応のため・・○×△』と
しわく『光・・・、うちもう対応しています』
相手『そうではなくて、電話機の裏を見ていただくと郵便マークがあって、
電話機の型番が・・・』
しわく『この頃、おかしな電話があるので、口頭では、法人情報は
言いたくないです・・・』
こうしたやり取りの末、やはりおかしいなぁ~と、感じたので、
相手の名前を聞くと、少し間をおいて『しおあき です』というのです。
相手が、まだ粘るので、電話が転送になってるから、
後で調べて電話機確認センターまで、電話かFAXで連絡するからと言うと、
ガチャン!と、切られてしまいました。
これて、自分からおかしな電話だと認めたのと同じですよね。
それから『しおあき』て名前も、多分嘘ではないかと思います。
今、ブログ書いていて、気が付いたのですが、
うちの会社、正式には漢字で「塩飽石材有限会社」です。
「塩飽」をふりがな無しで「しわく」と、読んで下さる方は
本当に少ないのです。
当ってないかも知れないけど
電話かけてきた男の子、自分の本当の名前は流石に言えなくて、
うちの「塩飽」を「しおあき」て読んだんではないでしょうかねぇ・・・。
「えんぽう」と呼ばれることはあるのですが、
「しおあき」は初めてでした。(笑)
2006-05-18(Thu)
この春、大学生になった娘のアルバイトが
決まりました。
大学の学生課の掲示板に募集があった
家庭教師の斡旋業者さんに、数週間前に登録をし、
家庭教師先が決まるのを待っていたのですが、
曜日を変えて、1度に2人の女子中学生の家庭教師を
することになりました。
ただ、一つ心配なことがあるのですが、
バイクの免許も車の免許も持ってない彼女の
移動手段は、歩くか自転車なのですが、
バイトを終えて帰宅する時間が
夜11時頃になる日があるのです。
こんな田舎でも、どこどこにチカンが出るとか、
コンビニで車に連れ込まれそうになっただとか、
女の子を持つ親にとって、心配なニュースが飛び込んできます。
バイト先の家に行くためには
かなり人通りの少ない道を自転車で15分程度走るようになるのですが、
親として、一番心配な事は、
去年、その近くで、連れ去られそうになっていた女子中学生がいたと、
友人から聞いたことなのです。
幸い、その時は高校生の男子生徒が女の子を助け、
事無きを得たそうなので、良かった良かったですが、
幸運は、いつもあるわけではありません。
過保護かな・・?とも思うのですが、
彼女が車の免許を取るまで、
バイト先への送迎をするようになるかな?です。
子どもの自立を願いつつ、どこまで手をかけるか・・・、
本当に悩むところです。
2006-05-17(Wed)
一昨日、ウグイスの泣き声を聞きました。
ホーホッケキョと、いい声が聞こえてきました。
随分以前なのですが、青木石の産地のさぬき広島に住んでいたころは、
2月の末頃から、ウグイスの声が聞こえきてました。
家の真っ正面の山の方から声が聞こえてくるのですが、
初めの頃は、かすれた声でケキョ、ケキョと鳴いていました。
そして少し日にちが経つと、ケキョが、澄んだ声になり、
いつの間にかホーホッケキョと、
おなじみの鳴き方を聞かせてくれました。
藤の花が咲くころになると、たまにホーホッケキョ、ケキョ、ケキョ・・・と、
ケキョを何度も繰り返す鳴き方が聞こえてきました。
さぬき広島に住んでいたのは、わずか5~6年ですが、
ウグイスの声は、2月初めのたどたどしい鳴き方から始まり、
梅雨が始まる前の、朗々とした鳴き方で終るというのは、
毎年同じだったと思います。
その頃、私が聞いていたのは、いつも鳴き方を覚えたての
若いウグイスの声だったのでしょうか?
大人のウグイスは、春浅いころから上手に
鳴けるのでしょうか?
何方かご存知の方はいませんか。
その頃は、島での生活に慣れることと、
子育てに追われていた時期だったので、
ウグイスの鳴き声に気持ちが救われたことが、
何度かありました。
だから「梅にウグイス」ではなく、
私にとって、ウグイスに一番よく似合う花は藤なのです。
2006-05-15(Mon)
お墓のご依頼があったお施主さまと、墓所の確認に行きました。
このお施主様の墓所の隣りには、ご本家のお墓があるのですが、
そのお墓に刻まれている【南無阿弥陀佛】の文字が、
心にしみる美しさを持ったやさしい字体で、
この字を出きることなら『お彫りしたいなぁ~』と、
見た瞬間、思ってしまいました。
そこで「この文字を、この度のお墓にも・・」と提案した所、
お施主様もご家族さまも
「そうしたい」とおっしゃり、
ご本家さまの【南無阿弥陀佛】を
石摺りさせていただくことになりました。
別のお墓の字を写すというのは、
今回のように、ご本家の字を新家のお墓にいただくとか、
古いお墓の建替えの時、書かれていた字を写し取って
新しく建てるお墓に刻むと言う場合が多いです。
ただ、昔のお墓は、現在と違って、ノミで一文字づつ彫られた
手彫りのため、深さを浅く彫ってある場合があります。
今回の場合は、比較的深く彫ってあるので、
石摺りがキレイにとれると思います。
2006-05-12(Fri)
昨夜9時前に、電話が鳴りました。
何方かなぁ~、と思いながら受話器をとると、
『新家の息子さんが、明後日、東京に帰るんやけど、
帰る前にお墓の相談がしたいんやて、来てくれるかな?』と
以前、お墓のお世話をさせていただいたお施主様からの
お電話でした。
誠にありがたいお話です。
うちは、全く宣伝もしませんし、
亡くなった方のおいでるお宅に、
ご依頼が無いかぎり、急ぎお伺いしたりはしません。
『しわくさんが、良かったけん』と、おっしゃっていただける
多くの方々のお陰で、石屋を営んでいけています。
今から、お施主様のところにお伺いしてきます。
少しでも、お施主様のお役に立てれば、嬉しいです。
2006-05-11(Thu)
家紋のお話は、まだまだ有るのですが、
それはまたの機会にと言うことで、
文字のお話を少ししたいと思います。
私が仕事を手伝うようになって15~6年になりますが、
ほとんど、ある先生の一門の方にお願いしています。
なぜ一人の書道家にこだわるのかというと、
この先生や、ご一門の方が書かれた字は、
原稿でも美しいのですが、
石に彫ると、もっと美しく堂々として、
気品に満ちているのです。
文字は今の世の中、至るところにあふれていますし、
また、筆で字を書くのが上手い方もたくさんお出でます。
ですが、お墓に彫って生きる文字を書いて下さる方は、
少ないようです。
コンピューターの字をプリントアウトして、
字彫りの依頼を受けることが、稀にありますが、
お持ちいただいた方に「石に合うように手直ししますが
いいですか?」とお断りして、字彫りの段階で
かなりの手直しを行います。
そうしないと、通常コンピューターに入っている文字では、
彫り上げた時、弱々しく石に負けた字になってしまうのです。
それにしても、先生とお弟子さんの字は不思議と似ているのですよね。
小さい字になると、手筋の違いがほとんど感じられません。
昨今、字体は読みやすさから、かい書を使いますが、
お施主様のお好みで、真石に彫る正面の文字(○○家之墓・・・など)を
草書体や行書体で書いていただく事が
ありますが、これは先生の字がピカイチです。
ただ、先生もご高齢になっているため、体調の良いときに
お書きいただくので、草書・行書をご依頼いただいたとき、
お施主様には、通常より日数をいただいています。
お墓参りの時に、一度ゆっくり色々なお墓の文字を
ご覧になってみてください。
彫っている字にも、違いがあることが
お分かりになると思います。
2006-05-10(Wed)
引き続き、家紋のお話です。
家紋を確認するときに、紋帳をお見せしますが、
紋帳に、書かれてない珍しいご紋に出会う事があります。
紋帳に載っていないと『家の紋が間違っているの?』と
心配なさる方がお出でますが、
紋帳に記載されていない紋は多々有ります。
そんな場合、昨日も書いたように、
ご先祖様のお墓に行くこともありますし、
墓地まで行かなくても、
男性の紋付きの着物や、
紋の書かれた提灯などあれば、その家紋を写し取ります。
随分以前の話しですが
「三つ重ね松」のご紋にこんな思い出があります。
提灯を見せていただき、
写真に撮らせていただいたのですが、
細部まで分かるように、
大きく現像して、よく見てみると
ご紋が、左右対称でないのです。
もちろん、まるっきり左右対称でない紋もあるのですが、
多くの紋は、部分的にしろ左右対称の場合が多いのです。
写真に写された「三つ重ね松」は、
松の葉を表す細かな線が、右と左かなり違うのです。
早速お施主様にのお宅にお伺いし、
ご説明差し上げ、お話を聞くうちに、
提灯の紋が代々伝わるものではなく、
ご近所の絵のうまい方に画いていただいたと、分かりました。
幸い、お施主様のご紋が「三つ重ね松」と、分かっていましたので、
紋帳の中にある「三つ重ね松」をお彫りすることになりました。
また、家紋の図柄は知っていても、
紋の名前を知らない方も多いです。
私が、紋帳を初めて手にとったとき、
種類の多さに驚いた以上に、
一つ一つのデザインの見事さや、
日本人の持つ細やかな感性に、本当に感動してしまいました。
機会が有れば、紋帳をご覧になって下さい。
紋の持つ、美しさに改めてお気づきになると思います。
2006-05-09(Tue)
継続することは、難しいことですが、
なんとか歩くことを続けています。
帰り道で、壁に家紋を書いているお家を昨日見つけました。
白地の壁に、黒で抱き茗荷(みょうが)が
かなり大きく書いてあります。
お墓を建てるときに、確認させていただく事柄に
家紋があるのですが、
正確に覚えている方は、かなり少ないです。
確かに日常家紋を目にすることも、
使うこともない時代ですので、
これは仕方ないことかも知れません。
お墓にお彫りする家紋は、
代々そのお家に受け継がれている男の方のご紋なのですが、
『昔作ったお墓に、母親の紋付きの紋が彫られている
水鉢だけ作り直して、正しい家紋を彫り直して欲しい』とか、
『父が紋の上下を逆さまに彫ってしまったのに、
出来上がってから気が付いた。
自分が亡くなったら、正しい紋に彫り直せと、
遺言されていたので・・・・』とか、
家紋の彫り替えの依頼は時々あります。
もし、ご自分のお家の紋がお分かりにならないとき、
一番正確に早く知る方法は、
ご先祖様のお墓にお参りし、そこに彫られている
家紋を、確認することです。
家紋やお墓にお彫りする文字のお話、
少し続けてしたいと思います。
続きを、お楽しみに。
2006-05-08(Mon)
長らく、更新をお休みしておりましたが、
今日から、また開始です。
お休みの間に、五十肩になってしまい、
キーボードを打つだけでも激痛が走り、
もちろん眠っていても、寝返りを打てば、
激痛で、目が覚める!
あいにく連休で、行きつけの病院もお休み。
イヤハヤ、連休後半は、痛みとの闘いでした。
ですので、ブログ書き込みは、
完全お休みをしておりました。
なんとか、開院日の六日に整形外科に行き
肩に注射を打ってもらうと、
痛みがスゥーと引いていきました。
健康一番を、身をもって自覚したお休みでした。
それにしても、五十肩の注射は良く効くとは
聞いていましたが、これほど効くとは、驚きです!
2006-05-01(Mon)
今日から5月です。
世の中ゴールデンウィーク真っ最中なのですね。
流石に電話が少ないです。
ウチも暦どうりのお休みを頂きますが、
この時期は、仕事に依頼が少ないので、
出きることです。
しかし、ゴールデンウィーク明けから、
役1ヶ月程度かかる、庭の張り石工事が始るので、
このお休み、しばしの休養とまいりますかぁ~。
皆様が、良いお休みを過されますように。